B型肝炎ワクチン

 

B型肝炎ウイルス

 

B型肝炎ウイルス(HBV)は、その名の通り肝臓で炎症(肝炎)を起こします。

肝炎が持続すると慢性肝炎となり、その状態が続くと肝硬変になり、さらには肝臓がんができる可能性があります。

 

 

 

感染経路

 

B型肝炎ウイルス(HBV)が含まれる血液や体液が、体内に入るとHBVに感染します。

HBVに感染した母親から産まれる時にも感染することがあります。これは母子感染と言われるものです。

大人の場合は、HBVに感染した人との性交渉の際に感染するのが一般的と言われています。

 

 

 

ワクチン接種の対象者

   

生後まもなくから1歳までには定期接種として受けることができます。

それ以外は、任意接種(自費)になります。

HBVに感染した人と接触する可能性がある仕事やスポーツなどでは、予防接種を受けることがあります。例えば、医療従事者、警察官、保育職員、サッカー、ラグビー、ボクシングなどです。

 

 

 

ワクチンの間隔と効果

  

4週間隔で2回、更に1回目から20-24週を経過した後に1回接種します。合計3回です。

3回接種後の防御効果は20年以上持続すると言われています。

 

 

接種をご希望される方は、お取り寄せに数日かかりますので、あらかじめご予約をお願いします。