病気と症状

 

目次

 

 このような病気が心配の方

 

 

 

 

 このような症状がある方

 

 

 

 


 

 

 

解説

 

 

 

 Ⅰ.消化器内科・肝臓内科
食道・胃・十二指腸・大腸・肝臓・膵臓・胆嚢

 

1.ピロリ感染症

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ピロリ感染は胃炎、胃潰瘍、胃がんなどを発症する大きなリスクになります。ピロリ菌を除菌するには、内視鏡で胃の病変を確認することと、ピロリ菌があるかどうかの検査を行う必要があります。

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2.便秘症

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便が出にくい、便の回数が少ないなど、便秘症で悩む方は大勢います。便は毎日出ていても通過に時間がかかっている場合や、いきまないと出ない場合なども、便秘症の一つになります。便秘は大腸がんのリスクになるとも言われており、規則的な排便を目指しましょう。また、一度は大腸内視鏡検査を受けて、大腸がんなどがないか調べておきましょう。

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3.逆流性食道炎

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胸焼けがしたり、口の中が酸っぱくなったり、慢性的に咳が出る人は、逆流性食道炎の可能性があります。逆流性食道炎かどうかは内視鏡で確認できます。症状が強い場合は胃酸を抑える薬を使って治療を行います。

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4.胃潰瘍・十二指腸潰瘍

胃潰瘍や十二指腸潰瘍があると、おなかの上の方が痛くなったり、黒い便が出ることがありますが、なんとなく気持ち悪いだけの症状の場合もあります。潰瘍を治療しないで放置すると、胃や十二指腸に穴が空いて緊急で手術が必要になる場合もあるため、内視鏡で潰瘍を確認して早く治療を開始することが大事です。

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5.急性胃腸炎

下痢、嘔吐、腹痛がある時は、急性胃腸炎の可能性があります。急性胃腸炎の多くはウイルスによる一時的な感染なので長く続くことはありませんが、下痢や嘔吐が重症になると脱水になって全身状態が悪化することもあるため、症状が辛い場合は早めに受診してください。また、同様の症状でも程度が強かったり長く続いている場合は、別の病気が隠れていることもあるため、詳しい検査が必要になります。

 

6.過敏性腸症候群

慢性的に下痢が出る場合、ストレスを感じるときに下痢が出る場合には、過敏性腸症候群の可能性があります。慢性的に下痢が出る場合には、大腸がんや糖尿病などが原因になっていることがあるため、他の原因がないかを内視鏡や採血で検査をして診断し、治療を行います。

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7.肝機能障害

肝機能障害の原因には、脂肪肝やアルコールによるものがありますが、慢性肝炎の原因となり治療が必要になる病気もあります。例えば、B型肝炎やC型肝炎や自己免疫性肝炎などです。急激に肝機能の数値が悪化している場合には、急性肝炎や閉塞性黄疸などの可能性もあるため精密検査が必要になります。

 

8.脂肪肝

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肝臓に脂肪がたまると脂肪肝になります。アルコールが原因の場合と、生活習慣病などが原因の場合があります。脂肪肝も放置すると肝硬変になり様々は合併症を起こすことがあるため、定期的なフォローが必要になります。

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9.消化器癌(胃がん・大腸がんなど)

食道がん、胃がん、大腸がん、肝臓がん、胆嚢がん、膵がんなど、消化器系の癌は初期には症状が出ないことがほとんどです。そのため、見つかった時には、手術や内視鏡的切除などで根治することが難しい場合があります。早く見つけることができれば早く治療できるため、根治できる可能性が非常に高まります。年に1回は定期的な検診を受けましょう。特に食道がん・胃がん・大腸がんは内視鏡をしないと早期の段階では見つけられないことが多いので、胃カメラ・大腸カメラなどの内視鏡検査を受けることをお勧めします。

 

10.大腸ポリープ

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大腸ポリープは症状はほとんどありません。大腸ポリープがあれば便潜血検査で約30%で陽性になりますが、逆に約70%の場合はポリープがあっても便潜血反応は陰性になります。大腸ポリープががんになることもあるため、大腸カメラで検査することが重要です。

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12.胆石症

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胆石症では痛みを伴う発作や、胆嚢炎などを合併することがあります。治療には手術が必要になりますが、無症状であれば治療はせずに経過観察することもできます。

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 Ⅱ.総合内科
循環器内科・呼吸器内科・糖尿病内分泌内科・アレルギー科

 

1.高血圧症

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診察室の測定で血圧140/90以上、家庭で135/85以上なら高血圧症になります。血圧は余程高い値にならなければ症状はありませんが、症状がなくても高血圧の状態が続くと動脈硬化が進行し、脳卒中や心筋梗塞など脳血管・心血管障害のリスクが高くなります。血圧値を適切にコントロールする必要があります。

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2.脂質異常症

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LDLコレステロールが高い、HDLコレステロールが低い、中性脂肪が高いなどを、脂質異常症(高脂血症)と言います。脂質異常症自体には症状はありませんが、長年コレステロール値などが高い状態が続くと動脈硬化が進行し、高血圧と同様に脳卒中や心筋梗塞のリスクが高くなるため、適切な数値にコントロールする必要があります。

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3.糖尿病

糖尿病の初期では自覚症状が乏しいため、糖尿病があるかどうかは健診などで定期的にチェックする必要があります。糖尿病があると、高血糖によって脱水になったり、失明や透析の原因となったり、動脈硬化が進行して脳梗塞や心筋梗塞のリスクになったりします。一度糖尿病と診断された方は、厳重に血糖値を管理していく必要があります。

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4.痛風・高尿酸血症

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高尿酸血症でおこる関節の炎症を痛風発作といい、強い痛みを伴うことが多いです。高尿酸血症は、痛風の他にも様々な病気と関連があると言われています。普段から尿酸値が高い場合は、食生活に気を付けたり尿酸値を下げる薬を使ったりします。

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5.メタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームになると、糖尿病、高血圧症、脂質異常症などになりやすくなり、動脈硬化による心臓病や脳卒中のリスクになります。

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6.動脈硬化性疾患

動脈硬化とは、血管が硬くなってもろくなることです。高血圧症、脂質異常症、糖尿病などがあると、動脈硬化が進行するリスクになります。動脈硬化が進行すると、脳卒中や心筋梗塞など脳血管・心血管障害を発症するリスクが高くなります。

 

7.花粉症(アレルギー鼻炎・結膜炎)

毎年2月~4月頃に鼻水や目のかゆみが出る人は、スギ花粉によるアレルギー性鼻炎・結膜炎のことが多いです。スギ花粉が原因でアレルギー症状を起こす人が多いですが、アレルギーを起こす原因は他にもあるため、冬~春以外の季節や一年中症状が出る人もいます。アレルギーの原因が分かっており、スギ花粉のように避けることが難しい場合には、早めにアレルギーを抑える薬を飲んで症状をやわらげます。

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8.睡眠時無呼吸症候群(SAS)

いびきが激しい、熟睡感がない、昼間に眠気がある人などは、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。睡眠時無呼吸症候群は身体へ様々な影響があります。正しく検査をして必要に応じて治療を行いましょう

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 Ⅲ.症状

 

1. 胸焼け

胸焼けは、胸の真ん中が焼けるような感じがしたり、酸っぱいものが上がったりすることです。逆流性食道炎が原因のことが多いですが、様々な原因があります。

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2. 嘔吐や下痢

嘔吐や下痢は多くは一過性の急性胃腸炎のことがありますが、中には炎症性や潰瘍性の疾患、悪性腫瘍の場合もあります。

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3. おなかが痛む

腹痛の原因は非常に多岐に渡っており、専門的な判断が必要なことが少なくありません。腹痛がある時は、お気軽にご相談ください。

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4. 黒色便・血便

便に血が混じっている時は、大腸・直腸の出血が疑われます。便が黒い時は、胃や食道で出血した血が胃酸で黒くなって出てきている可能性があります。出血する原因には、炎症や潰瘍やがんなどがあるため、内視鏡を受けて原因を調べます。

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5. 咳・痰

咳や痰が出るのは多くの場合はかぜに伴うものですが、肺炎、慢性気管支炎、心不全、薬によるものの場合もあります。

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6. 胸が痛む

胸が痛む時は、心筋梗塞、大動脈解離、肺塞栓などの非常に緊急性の高い病気や、比較的程度の軽い病気もあります。

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7. のどが痛い

のどの痛みは、急性扁桃炎や急性咽頭炎などカゼと呼ばれるものが多いですが、急性喉頭蓋炎や逆流性食道炎などのこともあります。

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