過敏性腸症候群
過敏性腸症候群
過敏性腸症候群の症状は、
・下痢が出る場合
・下痢と便秘を繰り返す場合
・腹痛が出る場合
など人によって様々です。
典型的な症状
よくある症状の出かたは、ストレスを感じている時に、腹痛を伴って下痢が出て、下痢が出ると一旦腹痛が改善し、そのあとまた腹痛が出現して下痢が出るという状況です。
原因
原因は、腸内細菌叢や自律神経の異常など様々なことが言われていますが、明確には分かっていません。
診断
診断には、
①排便によって症状がやわらぐ
②症状とともに排便の回数が増えたり減ったりする
③症状とともに便が柔らかくなったり硬くなったりする
という3つが当てはまることが参考になります。
よく似た症状の病気
同じような症状を起こすものに、大腸がんや炎症性腸疾患や糖尿病や甲状腺機能異常などがあるため、大腸カメラや採血でこれらを調べて異常がないことを確認します。
検査で異常がないというのが、過敏性腸症候群の前提になります。
治療
治療は、状況を分析し、行動や環境を変えるような対応を行い、それでも改善が困難な場合は薬を飲んで対応します。