のどが痛い
のどが痛いとき
のどが痛い時は、のどで炎症を起こしていると考えられます。
多い原因
のどが痛む原因の多くは、急性扁桃炎や急性咽頭炎です。
一般的にカゼと言われるものの一つです。痛みに対する鎮痛剤などの対症療法や抗生物質の投与で、数日で症状は改善します。
咳、鼻水、下痢などを伴う場合は、ウイルス性の全身疾患が考えられます。
インフルエンザの場合は、抗インフルエンザ薬を使用しますが、多くの場合は対症療法となります。
緊急性が高い場合
息苦しい、飲み込みにくいなどの症状が強い時は、急性喉頭蓋炎や扁桃周囲膿瘍の可能性があります。
その場合は気道が閉塞するリスクもあるため早急な対応が必要です。
慢性に経過している場合
症状がのどの痛みだけの場合や、長期間続いている場合には、咽頭の腫瘍や逆流性食道炎症が原因のことがあります。
その場合は診断されないと治療に進まないため検査を行います。逆流性食道炎が疑われる場合には、胃カメラを行うことがあります。