肝炎ウイルス検診

 

 

B型肝炎・C型肝炎とは

 

肝炎ウイルス(HBVまたはHCV)によって引き起こされる肝臓の炎症です。急性肝炎を発症することもしないこともありますが、慢性肝炎になる場合があります。慢性肝炎の状態が続くと肝硬変や肝臓がんになることがあります。

  

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感染経路

 

B型肝炎ウイルスは、 ウイルスに感染している人の血液や体液から感染します。入れ墨、ピアスの穴あけ、性交渉、麻薬等の注射器の使いまわしの他に、出産時に産道で子供に感染することもあります。
C型肝炎ウイルスは、ウイルスに感染している人の血液から感染します。B型肝炎と感染経路はよく似ていますが、性交渉による感染や出産時の感染はほとんどありません。
いずれも血液や体液を介して感染のため、空気感染、経口感染することはありません。血液や体液が接触しないようにすれば、日常生活での感染の危険性はほとんどありません。

 

 

 

肝炎ウイルスの治療

 

B型肝炎ウイルスもC型肝炎ウイルスも、現在はそれぞれに対する抗ウイルス薬があります。
B型肝炎の治療薬は、炎症を抑えて肝硬変になることを抑えられる場合が多いですが、B型肝炎ウイルスは肝臓に対して特殊な方法で感染をするため、ウイルスを完全に除去をすることは難しいと言われています。
C型肝炎は飲み薬だけで高確率でウイルスを根絶できる治療薬ができています。

 

 

 

 

肝炎ウイルス検診とは

  

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採血で、B型肝炎ウイルスの抗原(HBs抗原)と、C型肝炎ウイルスの抗体(HCV抗体)を調べることができます。それによって肝炎ウイルスに感染しているか調べることができ、早期に治療を開始することができます。

津市では40歳の人、あるいは今まで肝炎ウイルス検査をしたことがない節目の年齢の人は無料で検査できます。

三重県では今まで検査をしたことがない人は無料で検査が受けられます。

 

それぞれ検査の主体行政が異なりますが、当院ではどちらの方法でも検査することができます。

詳しくは下記のリンクをご参照下さい。

 

 

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