高血圧症
高血圧症とは
血圧正常値
120/80mmHg未満
高血圧の定義
診察室・・・140/90mmHg以上
家庭測定・・・135/85mmHg以上
血圧の正常値は120/80未満です。
診察室で140/90以上、家庭で135/85以上なら高血圧症になります。
高血圧症の合併症
高血圧が持続すると動脈硬化が進みます。
その結果、年間約10万人の方が高血圧症を起因とする脳・心血管障害(脳出血や心筋梗塞など)で亡くなっていると言われています。
高血圧症の原因と治療
塩分の摂取過剰や肥満が原因となることが多いですが、他にもいろいろな病気が隠れていることもあります。
治療としては、まずは生活習慣の改善が必要です。
生活習慣の改善には、減塩、野菜・果物の摂取、適正体重の維持、有酸素運動、節酒、禁煙などが挙げられます。
生活習慣を改善しても血圧の低下が乏しい場合や、血圧の数値が非常に高い場合は、血圧を下げる薬を使う必要があります。
特に注意が必要な方
下記に当てはまる人は合併症のリスクが高く、より厳重な血圧コントロールが必要になります。
・65歳以上
・男性
・脂質異常症
・肥満
・糖尿病
・心臓・脳・腎臓・血管などに病気がある方